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離婚の危機からはじまった自分と向き合う旅

ここがすべてのはじまりだった。

人ってたぶんみんな、なんにもなければなんもしない。そりゃそうだ。なにかあったとしたって、なかな動かない。わりと。

動いてると思ってても、実際は同じところをぐるぐるしてるだけだったりする。わりと。

ギリシャと比べたらいけないイギリスの海

なんかもうどうしょもなくなって、どうにかしないとしぬ!!!ってなったとき、ようやく本当の意味で動く。ていうか、動かざるをえなくなる。

これが実は、けっこうチャンスだったりする。人生が変わる。というか、人生が本来のレールに戻る、みたいな。

そのときは、ほんとにつらいし、しぬと思うし、実際にきっかけが病気だったり事故だったりして、生命の危機だった人もたくさんいると思う。それでも、そういうのがないと人は、なにか今までと違うことをしなければと思うことはない。プライドもなにもかなぐり捨てて、すっぱだかになって鏡の前に立ち本当の自分と向き合おう、とは思わない。

私の場合はそれが、離婚の危機だった。

「離婚=しぬ」になることは、あまりない。だからみんなあんまりピンとこないかもしれないけど。

私は今、在英もうすぐ20年になるんだけど、最後に日本に行ったのが、2013年。もう10年以上、行ってない。長距離フライトが苦手というのもあるんだけど、「日本に行っても実家がないから」というのが、原因の一つでもある。

Aboutにも書いたけど、当時の自分にとって、実家は難しい家庭環境だった。今では、ごく普通の家庭だったなと思うくらいにまでなったけど。あそこにいたときはもう、とにかく自立することだけを考えて生きていた。

社会人になって、自分で暮らしていけるようになったとき、もう自分は自由になったのだと思ってた。実家に頼らず生きていけるようになって、心から安堵したし、自分の人生がはじまったのだと思っていた。

でも実際は、そうじゃなかった。物理的には自由になっていたけど、精神的にはまだまだ実家にあったのだ。「なにかあったら親に頼らないと生きていけない」という先入観が無意識下にあって、自分一人で生きてはいなかった。

それが意識化したのが、20代最後に正社員で採用された会社の失速。当時メディアに出まくってた社長が、テレビ局を買おうとして大きな騒ぎになり、東京地検が職場に踏み込んできて、そこから会社が傾き始めた。

当時は家賃補助で暮らしてため、会社をクビになったら住むところを失う。そしたら実家に戻らなければならなくなる。それはしぬ。職を失ったらしぬ、じゃないわけ。実家に戻る=しぬ。今考えても、やっぱりおかしい。

不安と恐怖にさいなまれて、このときは結婚を急ぎ、元夫がいたイギリスへ移住した。そしてその3年後、今度は離婚の危機によって、同じ不安と恐怖にさいなまれることになるのである。

そのときはもう、逃げる手段がない。離婚したら、日本に帰らなければならないし、実家に戻らなければならない。

実際は、そんなことはない。大の大人が、離婚したくらいで、実家に戻らなきゃならないことはない。のちのちカウンセラーにも言われることだけど、「海外で仕事をしてるような自立した女性」が、離婚で国に戻らなきゃならないなんて誰も思わないだろう、と。

でも、精神的に自立ができてない人は、そんなふうには見えてない。いくつになろうとどんな成功をおさめていようと、こういう状態におちいる。これが、怖い。

でもこのうすい青の海の色は好き

ただ、このおかげで、私は自分と向き合う方向へと人生のシフトチェンジができた。本当の自分を知っていって、本当の自分で生きていく。これを、今でも日々続け、進化しながらたのしく過ごしてる。

もちろん、ああいう環境に生まれなければ、そもそも大変な思いをすることもなかった。でも、大変な思いをしたからこそ、それを乗り越えるという経験はできた。

人生でやることって、けっきょくのところ経験だけ。であれば、デカイ経験をするのもいいではありませんか。

このときは「離婚だけはしんでも回避しなければならない」と、しぬ思いをして自分と向き合う方へシフトチェンジができた。そして向き合った結果、その10年後、今度は「自分のために」で、離婚というシフトチェンジをすることになる。

人生おもしろいよねー

そしてこのシフトチェンジ期間が、まさに冥王星の山羊座滞在期間(2008〜2023年)とほぼ一致する。

笑うよねー

みなさんは転機ありました?「趣味=人生を変えること」な私、人の転機話を聞くのが大好物なので、ぜひ聞かせてもらえるとうれしいです。

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