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ハラスメントをする側になっていたときの悲劇

ハラスメント環境に飛び込み続ける原因」の続き。

①のハラスメントを受ける側になった人は、注意しておいてほしい。②の、加害側になる可能性があるから。今回は、その話。そんなわけない!自分は絶対にあんなことはしない!、と思うと思う。いやーびっくりだよね、ほんと。でもこれ、有名な話らしい。

Battersea Power Station(旧発電所)

①で書いたけど、人として尊重されない環境で育ったり、そういう環境に長くいると、その環境をInternalise(内面化)してる。「人を人として尊重する」ということがわからないから、尊重されないのがデフォルトだし、相手を尊重することもできない。「人を人として尊重する」のカードを持ってない、みたいな。

カードを持ってない人同士が、

 親&子
 夫&妻(妻&夫)
 上司&部下
 社長&社員
 先輩&後輩
 先生&生徒

などの関係になったとき、ハラスメントが発動してしまう。本来、その関係には上下はなく対等であるはずなんだけど、相手を尊重できないから、立場上で上になっている方が感覚的にバグって暴走する。立場の上下は、どこでも作れそう。たとえば夫が上で妻が下の場合もあれば、妻が上で夫が下の場合もあるし。同級生の間でも、同僚同士でも。

ハラスメントを受ける側をやったとしても、なんかの拍子に自分が立場上で上になれば、同じように暴走する。

会社で上司が部下に当たり、家庭で父親が母親に当たり、母親は子供に当たり、子供はペットに当たる。負の連鎖。でもこれ、図の上司が悪いんじゃなくて、上司もその上の立場の人から当たられている。社長とか、親とか。奥さんだったりすることもあるよね。

虐待を受けて育った人が、親になったときに自分の子を虐待してしまうのは、こんな感じ。「人を尊重する」カードを持ってないから。虐待も、パワハラ、モラハラ、セクハラ、いじめ、全部同じこと。

虐待されて育った人は、自分は絶対そんなことはしないと思ってる。でも、いくら頭でそう思っていても、心にカードがない限り、同じことをしてしまう。あれだけ自分を苦しめたことと、同じことをしてしまっている自分を見つけたとき、自分が崩壊する。

いい天気

私も、「人を人として尊重する」カードを持ってない人だった。カードを持ってない親に育てられたから。その親も、カードを持ってない親に育てられている。Aboutに書いた通り、母方の祖父は依存症で、父方の祖母は子供三人連れて心中を図っている。父親と伯父は生き残ったものの、生まれたばかりの叔母はそのときに亡くなっている。

カードを持っていなかった私は、妹をいじめていた。そのうち私は孤立して、父母妹の三人組vs私みたいになりきつかったけど、小さいころの妹は、私にひどくいじめられたと思っていると思う。私は外では明るくたのしい子で、家では発狂していた。

そして、結婚後には元夫をいじめることになる。不便なイギリス生活の不満とコンプレックスを全部彼にぶつけ、見下しののしっていた。自分は大変な家庭で育った「かわいそう」な人で、彼のことは甘やかされてきてなにもわかってないどうしょもないやつだと思っていた。彼の家庭については、のちにでっかい問題が出てくるわけだけど。

この負の連鎖から抜けるには、自分が連鎖の中にいることを知って、「なんかカードが足りませんね」ということにまず気づく。それから、そのカードを心の中に作っていく。最初は見様見真似で、手書きの、おぼつかないものになるかもしれないけど。徐々にカッコいい自分だけのカードになっていく。

そんなことをしてる間に、実は自分の中に、ヨレヨレのグシャグシャだけど、「人を人として尊重する」のオリジナルカードを発見したりもして。いやーおもしろいよね、ほんと。

カードの作りかたは、今までに2つの記事で概要を書いてるけど、ツールごとにもっと詳しく書いていきます。

自己崩壊から人生変わるまでにやってきたこと
メンタルの悩みをどう解決していくか

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