自己肯定感、自己受容と言われるけど、実際にどういうところに出てるのか?そんな話。

私は今シェアハウスに住んでて、ハウスメイト全員が入ったWhatsApp(LINEの海外版)があるんだけど、ホリデー中にこんなメッセージがあった。
「だれかコーヒーグランダーを持ってるって聞いたんだけど、私も使わせてもらえる?」
これを読んで、私のことだなと思った。私は友達がやってるコーヒー屋から豆を買っていて、毎回挽いてコーヒーをいれている。たまにガーッと音をさせるから、私がグランダーを持ってることはなんとなくわかってるんだと思う。
じゃあキッチンに置いておくからいつでも使って、と返そうと思っていた。んだけど、どうやって運用したらいいか考えるとなんだか面倒になってしまい、今日宿に帰ってから返そう、帰国してから返そう、と返事がのびのびになってしまっていた。
それで、帰国。
ホリデー中に「いいオトナがガチ泣き事件」もあったりして、もうなんでもいいよね!!みたいな気持ちが盛り上がっていた。そんな中で返事を考えてたとき。
あれ、これ、断ってみる??
そんな考えがふと浮かんだ。
なんかずっと、「どう運用したらラクなのか?」ばかり考えてたけど、そもそもこれ、「断る」っていう選択肢もあるよね??と。
他の人たちは、お茶をいれるときにみんなキッチンに行っていれている。私はしょっちゅう飲み物を飲むから、部屋にケトルとお茶用具を置いていて、飲みたいときに部屋から出ずにいれられるようにしてる。グラインダーをキッチンに置いてしまったら、今までのように過ごせない。

それで、「私グラインダー持ってるけど、自分の部屋に置いておきたいからごめん!」と返してみた。そしたら、「オッケー、No worries(無問題)」と普通に返ってきた。
断ったら、思いやりがないとか、協力的じゃないとか、嫌なやつと思われて住みにくくなるんじゃないか。そういう防衛本能が働いてしまって、すぐには「断る」という選択肢が思い浮かばなかったのだ。これは、今まで生きてきた環境で身についてしまっていたSurvival Technique(生き残るための戦略)。「家の中の人に嫌われたら、生き残りにくくなる」という考えが身についてしまっていて、無意識に相手に合わせようとしてしまっていた。
それを身につけたおかげで、今まで生き残れてきたわけだけど、違う環境に移った際に、それが人間関係の邪魔をしてしまっていることが多いにある。これに気づいて「今の環境でもそれいる?」という疑問を投げかけ、古い方法を感謝して手放し、新しい方法にアップデートすることで、人間関係をよくしていくことができるのだ。これね。
ただこれ、深いものだと自分の本能と結びついてしまってることがあって、気づくのも解くのもなかなか難しいものもあったりする。無理に外そうとしてもこじらせるだけだし。カウンセリングとかで、時間をかけてゆっくりやるといい。

フェーズ2が終わるころ、カウンセラーから「Now you can voice your needs」とよくほめられた。自分のニーズをきちんと口にすることができてきた、ということ。
今回も、そう。自分のものを自分で自由に使う権利、を阻害する結論を出さすに済んだ。断っても自分の価値が下がることはない、と思えてるから、無理やり相手を優先することをせずにいられた。自己受容と自己肯定を確認できた、日常の一コマ。
「自分の意見を言う」とかでもいいんだけど、それが本当にバランスの取れたものになってるかいまいち図りにくい。「Noを言えるか」だともっと具体的でわかりやすいので、こういうとき指標にしたらいいかも。
自己肯定の練習で、レストランに入ってなんか頼んだあと、それを変えてもらえないかとお願いしてみる、というのも聞いたことがある。本当に変えてもらえなくてもよくて、お願いできるかどうかの練習。私もこういうのスマートにできるようになりたくて、チャンスがあったときは練習してる。
みなさんはどうですか?Noと言えないとき、どんなSurvival Techniqueが邪魔をしてるのか、見てみるといいかも。
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