みなさん、趣味お持ちですか?はじめたきっかけはなんでしたか。
私は、編み物。編み物って、「それ作るのにどれくらい時間かかるの?」とかはよく聞かれるんだけど、はじめたきっかけを聞かれることは、あまりない。今までに、たぶん3人聞かれたかどうか。
きっかけを答えると、だいたいみんな引く。そうなんです、はじめたきっかけが、ちょっと変わってる。

SAGBに行くようになってから、スピリチュアル系への興味が爆進した。当時はもうやばいものに手を出してしまったと思ってたし、全然隠してたけどね。今はこういうの好きな人も普通にいるようになったから、時代は変わったよねえ。
SAGBもいいんだけど、日本人の人に観てもらえたりしないのかなと思って検索したところ、普通に日本人のMediumがヒットして、びっくり。さっそく観てもらってきたことがあった。当時はロンドンで仕事してたので、仕事の帰りにレンタルのセラピールーム的なところでのセッションだったと記憶してる。
まず最初に言われたのが、女性の先祖が来ていると。私の母親の心配をしてるから、たぶん母方の親族で、40〜50代、病気かなにかで亡くなっている人、とのこと。
当時は母方の祖母が生きていたので、亡くなってる女性の親族なんていないよなあと思ったんだけど。いた。母親の姉が亡くなってる。でも、病気じゃなくて、自死だった。メンタルを病んでいたと聞いたから、病気といえなくもない。薬を飲んでいたかどうかはわからないけど。
その伯母が出てきて、私の母親の心配をしてるという。母親が薬を大量に飲んでるのを心配していて、もっと自然なやりかたがあるんだと言ってる、と。
へー!!と思った。
たしかにあの一家は薬漬けで、血圧、コレステロール、花粉症など、とにかく一年中みんな薬を飲んで暮らしてた。花粉症だって、毎年冬の終わりには注射を打ちに行って、でも毎年毎年ひどくなっていくばかりだった。そういえば、あの家で花粉症じゃないのは私だけだったな。
それで私に、母親にやめるように言ってくれとのことだったんだけど、私はそんな話はどうでもいい。親のことはいいから、私と(元)旦那のことを観てください、と言った。
私が親のことを「どうでもいい」と言ったので、Mediumさんはちょっとびっくりしてたが、それじゃあということで、私と元夫の話に切り替えてくれた。
これね、昔テレビで江原さんも言ってたんだけど、まったく関係ない親族の話が、たとえばその家の嫁のところに夢で出てきたりとかすることがある。伝えたい本人がこういうことを信じてなかったり、聞く耳を持ってなかったりすると、一族の中で一番見えやすい人や信心深い人に出てくるらしい。まあ、迷惑な話。
元夫とのことはおいといて、私が向いてることや私がたのしめることを聞いたところ、そこで返ってきたことの一つが、なんと、編み物だった。
でも当時の私は一笑に付して、「いやーそんな女の子みたいなことやりませんよ」と言った。え、そうなの?とMediumさんは言って、別のことを観てくれた。それが、超古代文明とその次代の人が観てた星、そして星を読むこと。まさに、西洋占星術のことだったのだ。こっちに関してはそのときは全然わからなかったけど、10年近くたってから興味が開花してくることになる。
その話をしてるときに、Mediumさんが。
「いや、待って、あなたやっぱり編み物できますよ、上からまた見せられてる」
え??
彼女いわく、私が「違う」って言ったから、ちゃんとわからせるために二度見せてきてるんだと。彼女が見えたのは、パッチワークみたいな、小型の編み物。だからたぶん、クロシェじゃないかな、って。
当時の私、ファッションもわりといかつくて、女っぽいことまったく興味なかったし、編み物というワードすら使ったこともなかった。ハンドメイドとか興味ないし、そういうの見せられても「へーすごいね」しか出てこない人種だった。もちろん、Knitting(棒編み)とCrochet(鍵編み)の区別もついてない。
でも、そんなに言うなら。と思って、家に帰ってYouTubeを観てみた。たしか、こんなやつ。
それを見て、「え、できる」と思った。
すぐに、地元のHobbycraftでかぎ針と毛糸を買ってきて、やってみた。できた。たのしい。
なーんだ、編み物って誰でもできるのね、とずっと思ってたんだけど、のちのちいろんな人と話していくうちに、多くの人はYouTube見てすぐできたりしなそうだということがわかってきた。そのうち編み図なしで適当に服を作るようになると、編み物する人からも驚かれたこともある。だからやっぱり、これは私に特有のものだったみたい。
おもしろいのが、私はずっと、自分は「型にはまった人間」だと思ってた。自由にやる人がうらやましくて、でも自分は材料があってやり方が書いてないとできない、みたいな。
でもMediumさんいわく、「あなた昔からSpontaneous(自発的)よ」「型にはまったことが嫌いだったのね」「そうよ、小さいあやちゃんはなんでも自由にやってるわよ」と。
衝撃だった。そんなの知らなかったんですけど。
でも思い起こせば、たしかにそんな感じもある。学校で出し物を考えなきゃいけないときとかも、今まで誰もやったことがないようなネタを拾ってきてやったりしてた。それがうまくいくかいかないかは別として、だけど。とにかく今までなかったことに興味があった。それはたぶん、出生図のアセンダントにかぶる天王星の影響だろうな。
もっと作りたくなって、いろいろ作った。なんかわかんないけど、この一本の糸が絡まっていくことによって、立体的なものができる。なんか、すごい。とにかくいろいろ作ってみた。こちらに載せてある。

そのうち、服が作りたくなった。最初は鍵編みで作ってたんだけど、鍵編みだと毛糸がたくさん取られるし分厚くなってしまう。そこで、ずっと避けてた棒編みに手を出すことに。やりかたわかんないと思ってたけど、これもまた、すぐできた。今ではほぼ棒編みで服を作ってる。
それで、自分で服を作るって便利だなということがわかった。買い物が嫌いだったんだけど、それは自分が好きなものがいつどこで見つかるかわからなかったからだ。だいたい、自分の好きなものを、誰かが予測してて、私のサイズで作成して、地球のどこかで売りに出してるなんて、あり得ないだろうと。それってものすごい不可能な生き方してたんじゃね?と思って。
自分で作れば、材料からサイズから自分で選べる。普通こうあるべきじゃない?とさえ思う。だって、誰が買ってくれるかわかんないものを毎シーズン毎シーズン作って、あまったものは破棄、なんでしょ。おかしいことしてるよね。
それからは、いろんなものを作ってみた。服もそうだけど、あまったジーンズやシーツをバッグにしたり、クッションにしたり、筆箱にしたり。
一時期編み物で帽子にはまって、何十個も作ってしまい、マーケットで商売をやろうともした。靴も作れるようになりたいなと思ったけど、調べたところさすがに大変そうだったのでやめた。でも椅子の張替えの学校に行って、その仕事を受けにも行った。断られたけど。
今でも、趣味で続いてる。最初にMediumさんに観てもらったのが、ちょうど2013年の春。あれから10年かあ。このイギリスに合う、とてもいい趣味が見つかったなと思う。
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